ウコンを筆頭に、沖縄は実はハーブ王国ともいえるほどハーブの生産が盛ん。モンマルトルのスパゲティは、糸満産のバジルをふんだんに使ったバジルペーストでつくる、香り豊かなジェノバ風。
❶ フードプロセッサにバジルペーストの材料をいれてスイッチオン。ペースト状になる程度にオリーブオイルは後から調整して入れていく。
❷ ❶で作ったバジルペーストをボウルに入れ、茹で上がったパスタを投入し、絡めていく。パスタのゆで汁で濃度の調整を行いながら手早く絡めたら、お皿に盛り付け。
❸ お好みの具材はパスタと一緒に茹でたり、別で焼くなどして調理。先ほど、パスタを絡めたペーストの残りで味付けをする。最後に、パルメザンチーズをトップへ。
❹ 家庭で簡単にレシピを試すなら、ミックスシーフードや生ハム、野菜だけなどでもおいしい。
[バジルペースト材料]
バジル | 1/2パック |
にんにく | お好みで(3片程度) |
塩 | 適量 |
レモン果汁 | 少々 |
オリーブオイル(Exv.) | 適量 |
[材料]上記バジルペーストを使ったスパゲティ1人前
バジルペースト | 140g |
パルメザンチーズ | 40g |
オリーブオイル(Exv.) | 35g |
塩・胡椒 | 適量 |
その他具材 | お好みで |
Terroir(テロワール)とは、食材の育った「場所」「気候」「土壌」などによる「個性」のことで、原料となるぶどうがそれらの影響を受けやすいことから、ワインの専門用語として知られるが、それは料理にも同じことがいえる。
『le Bistro Montmartre』のオーナーシェフ植村愼太朗さんは、沖縄産の食材をふんだんに使ったフランス料理の提供を通して、沖縄食材のTerroirを表現している。
今回ご紹介頂いた県産バジルを使ったスパゲティは、強い日差しを浴びて育ったバジルの持つTerroirと、海の幸が見事に調和した逸品。味の決め手となるバジルペーストは、とくに沖縄産の海産物との相性がいい。バジルのTerroirと食材のTerroirの調和を楽しもう。
le Bistro Montmartre(ビストロ モンマルトル)
住所 | 那覇市真嘉比1-1-3 1F |
---|---|
電話 | 098-885-2012 |
営業 | lunch 11:30~14:00 (L.O.) dinner 18:00~24:00 (Food 22:00/Drink 23:00) |
休み | 月曜(連休は翌火曜) |